AIはパーソナルトレーナーになりうるのか。

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現在、AI(人工知能)が様々な職業に進出し始め、僕たちの暮らしはこの数年で圧倒的に豊かになっています。シンプルな作業は、ほとんどAIに置き換わるのではないかと言われるほど環境が変化しています。

では、僕の仕事の一部であるパーソナルトレーナーをAIが行うことはできるのでしょうか。

 

パーソナルトレーナーとは

まずパーソナルトレーナーを知らない方はまだまだいると思うますのでパーソナルトレーナーについて軽くご説明します。

パーソナルトレーナーとは、クライアントと1対1で運動指導や栄養指導を行う仕事です。料金はピンキリですが平均的には1時間 5,000〜10,000円ほど…私の知り合いで一番高いトレーナーで1時間30,000円取っている方もいます。料金もピンキリならトレーナー質もピンキリです。高いトレーナーが質のいいトレーナーとは限りません。

この金額が適正な金額なのかは置いておいて、やはり一般的には雇いにくい金額のように思います。

 

こんな不透明な仕事のパーソナルトレーナーですが、実はもうAIがパーソナルトレーナーになる時代が来ています。

 

AIがパーソナルトレーナーになる。

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それがAIを用いたパーソナルトレーナー「Vi」です。

クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で資金調達に成功し開発が進んでいる、イヤホン型デバイスです。

Viは心拍数などの運動強度などをデバイスと音声でやりとりでき、音楽や通話も可能です。またトレーニングの結果は専用アプリ(iOSAndroidに対応)に自動的に記録さ、目的に合ったプラン、スケジュールを設定・管理してくれます。

現在ランニング用に作られているようですが、今後の開発で様々なスポーツに対応予定ということです。

 

気になる「Vi」の価格は、現在1つ約35,690円とAIデバイスとしては比較的手の出しやすい金額ではないでしょうか。

 

パーソナルトレーナーはいなくなるのか。

AIの進出でパーソナルトレーナーはいなくなるのでしょうか。

運動強度の設定やデータの管理を行えるデバイスの開発が進むことで、トレーナーが淘汰されていくのは間違いありません。ただ、完全に職業として成り立たなくなることはないと思っています。ランニングやストレッチ、ヨガなどの低強度の運動においては非常に心強いデバイスになると思います。

しかし、ウエイトトレーニングなどの高強度なトレーニングやスキルアップ(技術練習)を目的とする場合、パーソナルトレーナーはプログラム管理だけでなく、トレーニングサポートもしています。筋がどれくらい追い込めているのか、フォームの崩れや細かい修正点はないかなど、トレーニング者だけでは確認しにくい部分のフォローをしてくれるところもパーソナルトレーナーを雇うメリットであります。

逆に言ってしまえば、これらをAIが完璧にできるようになってしまえば本格的にトレーナーは淘汰されていきます。

ただ今出ているデバイスの性能であれば100%AIに置き換わることというのは難しいと思います。マラソンや水泳、トライアスロンなどの持久的競技では、まさに「Vi」などのデバイスの進出でパーソナルトレーナーの仕事が変化することは間違いありません。

パーソナルトレーナーも、社会や環境の変化に応じて、変化していく必要があるのではないでしょうか。

 

まとめ

パーソナルトレーナーは確かに効率的に体を変えるのは便利なサービスです。しかし、価格設定が高く、パーソナルトレーナーを雇うところまで至らない方も多いように思います。「Vi」のようなデバイスが1つあれば、継続的に費用が発生するわけでもないため、経済的にも優しく、健康維持には十分なパーソナルトレーナーになりうるのではないでしょうか。またAIを用いたデバイスパーソナルトレーナーを雇う導入になるとよりいいかと思います。