円周率は3で習った。

ゆとり世代のトレーナーがちょっと考えたり、どうでもいいことを書くブログ。

ライザップ食事法の盲点 ー なぜあんなに痩せるのか ー

ライザップと聞くとすぐにCMが頭に流れる方も多いのではないでしょうか?僕もあのCMのBefore・After は衝撃的でした…。

ライザップだけでなく、短期間ダイエットで知られるプライベートジムのHPでは、2ヶ月で-15kg!など衝撃的なbefore・afterが定番ですが、なぜ痩せることができるのか、どんな食事法で結果にコミットしているのか考えていきたいと思います。

 

あの衝撃的なBefore・Afterは本当なのか。

正直、HPに載っているbefore・afterを見て「画像を修正しているんじゃないの?」と思う方もいると思いますが、ほぼ修正はしてないと思っていいと思います。

通常HPに公開する場合「モニター」と呼ばれる方を採用しており、契約という名のモチベーションに差があります。

某プライベートジムでは、通常価格20数万円のところモニター価格では7万円ほどで同じサービスが受けられます。

こんなに安いならモニター価格で受けたい!と思う方も多いのではないでしょうか。

しかしこの激安価格はダイエットに成功した時の金額で、もしダイエットに成功しなかったら通常金額を請求されてしまうのです…。

また一般にはモニター募集をかけず、関係者からの紹介などで採用することが多いのもモニターが成功しやすい要因の一つかと思います。

僕が聞いた話で通常2ヶ月で目標体重まで落とす予定の方が3週間ほどで目標体重を超えてしまい、若干増量させて調整した。という話がありました。これくらいモニターの方は必死に運動と食事制限し続け、その結果、2ヶ月ほどで見違えるような体になるのです。

お金を基準に考えると「20万以上のお金を払ったから頑張ろう」より「失敗してお金を請求されたくない」という思いの方が圧倒的に強いようです。

 

超人気プライベートジムの食事術!

ここからはタイトル通り食事術についてです。プライベートジムによって食事法に若干違いはありますが、ほとんど変わりません。

低糖質 + 低脂肪 ➡ 激やせ!

このように多くのジムでは糖質も脂質も抑える食事法、これを推奨しています。

何で糖質を抑えるの?

糖質はエネルギーとして変換されなければ、脂肪にしてキープしようとします。そのため脂肪として溜め込まれないように、糖質をかなりカットするのです。

何で脂質を抑えるの?

脂質は他の栄養素と比べ一番カロリーが高く、ダイエットでは全体のカロリーを低くしたいため脂質も抑える方法で行われます。

糖質を抑えると何が起きる?

食後は必ず血糖値が高い状態に誰もがなります。この状態が続くと動脈硬化や老化の原因となる、糖化と言う反応が起きやすくなってしまいますが、糖質を抑えた食事では血糖値の上昇が通常の食事に比べ起きにくいため、血管や細胞などの糖化が抑制でるのです。糖化の抑制はアンチエイジングにつながり、糖尿病の予防などにも効果的のため、これらの食事法を推奨しているところが多いのではないでしょうか。

 

簡単に解説してみましたが、食事を抑えてトレーニングすれば、痩せます!という、とても単純なことです。

 

ライザップ食事術の盲点!

短期間で痩せるために必要な食事制限ですが、これらの食事の盲点を3つ紹介します。

たんぱく質の摂りすぎ

糖質と脂質を抑えた食事では、たんぱく質の過剰摂取になりやすくなってしまい、その結果、肝臓などの臓器の負担になります。もちろんすぐに身体に異常をきたすことはありませんが、長期的に見れば身体にいいとは言えません。

食品や栄養素の偏り

摂取出来る食品や栄養素、1日で食べる品目などが減少してしまいます。そのため、ダイエット食が続かない、栄養素の欠如などが見られやすくなってしまいがちです。
そのため、サプリメントなどの補助食を摂ることをおすすめします。

疲労が回復しにくい

糖質の摂取を抑えるとインスリンの分泌も抑制されるため、筋肉を大きくすることも、疲労回復もしにくくなってしまいます。

 

もちろんトレーナーと栄養士がついてサポートしてくれますが、これを2ヵ月行おうと思うとかなり厳しいですよね…。

そこで、これらの盲点をカバーした食事法を2つ紹介します。

 

「やっぱりご飯を食べたい!」無理なく結果にコミットする食事法

①タイミングによって内容を変化させろ!

・筋トレ後 ➡ 糖質を摂っても筋肉の合成や疲労回復に優先的に使われるため、筋トレ後は糖質OK!

・筋トレ後以外 ➡ 糖質を摂取する際はGI値の低い(吸収が緩やか)糖質を少量摂取しましょう。

この方法は、筋肉を鍛えながら脂肪を落としたい方は特にオススメです。

②カロリー制限で食べ過ぎを防げ!

・糖質:脂質:たんぱく質=4 : 3 : 3
若干面倒ですが、1日の総摂取カロリー(成人1800~2200kcal)を上記の比率で摂取する方法も効果的です。通常の食事では6 : 2.5 : 1.5と糖質に片寄っていますが、ダイエット時は脂質とたんぱく質に分配することで十分コントロールが可能です。

 

プライベートジムのトレーナー事情

プライベートジムのトレーナーは何が違うの?と聞かれたことがあります。

短期間でこんなに痩せさせる事が出来るトレーナーは、カリスマトレーナーだ!有能だ!と思いがちです…もちろん有能な人もいると思いますが、実際トレーナーに大きな差はありません。

この疑問が生まれるのは、料金の差が大きいと思います。

・プライベートジム ➡︎ 2ヶ月週2回ほどで20〜35万円

・フィットネスジム ➡︎2ヶ月週2回で8〜11万円(60分5,000〜7,000円)

このようにプライベートジムとフィットネスジムでは料金に大きな差があるため、どっちにしようか悩む方はやはり疑問になる部分だと思います。

強いてトレーナーの違いをあげるとすれば、プライベートジムでは資格なし未経験OKというところです。

プライベートジムの求人を見てみてください。未経験者OKのジムが多くあります。僕の周りでも脱サラしてプライベートジムでトレーナーをしている方がいます。研修を受ければ誰でもトレーナーとして活動できるのです。

この「資格のない未経験の人」をあまりいいように思わない方もいます。

しかし、国内だけでもトレーナーの資格は無数にあり、資格を持っているから有能というわけでもありません。

確かにフリーランスで長年活動している方は実績を持ち合わせている場合が多いです。トップアスリートを目指すとなると話は変わりますが、ダイエットにおいては資格の有無はそこまで大きく影響しないように思います。

事実、大手プライベートジムでは未経験者を採用しながら、成功しています。

プライベートジムだけでなく、フィットネスジムでも有能なトレーナーを見つけるのは至難の技です。信頼のポイントが会社のブランドなのかトレーナーの技術なのか、社会的信用なのか分かりませんが、目的に合わせてジムやサービスを選び、そこでトレーナーがイマイチであればチェンジしてもらえばいいだけの話だと思います。

 

まとめ

食事に共通して言えるのは、1~2週間ほどの短期限定で行うということです。長期にわたって行うことは体の負担も大きくデメリットも多いため短期決戦がオススメです。

プライベートジムでリバウンドした方や失敗してしまったケースが取り上げられたりしていますが、一定数効果がでるのも事実です。一人で悩まず、ジムやトレーナーを上手く使いながら、費用対効果の高いものを選んでいけるといいのではないでしょうか。