円周率は3で習った。

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【世界仰天ニュース】カイロプラクティックで34歳の女性モデルが死亡

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昨日、帰宅してなんとなくテレビをつけてみると世界仰天ニュースでカイロプラクティックので死亡事故が取り上げられていました。カイロプラクティック自体、あまり日本に馴染みがないようなので、事故の内容とカイロプラクティックについて書いていきたいと思います。

 

そもそもカイロプラクティックって何?

日本人にはあまり馴染みのないカイロプラクティックとはどんなものなのでしょうか。

一般社団法人日本カイロプラクターズ協会ではこんな説明がされています。

カイロプラクティックは身体の構造(特に脊椎)と機能に注目した専門医療です。カイロプラクティックの施術法は、施術者によって様々ですが、主に脊椎やその他の身体部位を調整(矯正)することにより、ゆがみの矯正、痛みの軽減、機能改善、身体の自然治癒力を高めることを目的としています。 

厚生労働省, 2014年)

アメリカではカイロプラクターになるには国家資格が必要で、合計4200時間の学習が義務付けられています。

しかし、日本では民間資格ということもあり、手技療法による健康被害が報告され問題になることがありました。そのため国内では2011年から、教育修了後にJCR(日本カイロプラクティック登録機構)による登録試験(JCR-IBCE試験)に合格することが求められています。

ただ現在も民間資格であることに変わりはありません。

 

なぜカイロプラクティックで死亡してしまったのか。

34歳の女性人気モデルは食事中に突然首の痛みを感じました。

そのときは寝違えた程度の痛みだったのですが、翌日も痛みは良くならず、知り合いに相談したところカイロプラクティックを勧められ、施術を受けに行ってみることに...。

女性は施術自体にも痛みを感じたものの、良くなると思い込んでいました。

しかし、症状は良くならず、それからも病院に行くことなく、カイロプラクティックに通い続けました。

その結果、最後の施術から8時間後、頭痛が激しくなり、言葉も出なくなってしまいました。

 

病院についたときには、意識はほとんどなく、手術を受けても意識は戻らず、脳死状態に...その後、回復の見込みはなく、施術を受けて8日後に亡くなってしまいました。

 

この女性の首に起きていた症状は、椎骨動脈解離が原因でした。

簡単に言えば、血管の一部が切れて、そこに血液が溜まり、脳への血流が制限されてしまったことによって脳梗塞を起き、激しい頭痛が起きていたのです。

検死報告書には、カイロプラクティックの影響も記載されていました。

 

どんな目的にしても使い方は考えるべき。

この話で再確認したのは、自己診断や医師以外の話には耳を塞げ!ということです。「そこが痛いときは◯◯だよ。」と言いたがる人もいますが、どんなに仲が良く信頼していても、そこだけは医者に聞きましょう。

カイロプラクティックのクリニックなどでは、適応症と禁忌症が記載されています。

禁忌として書かれているのは、ガン、出血しやすい病気、高熱の病気、伝染病、骨折、脱臼などが書かれていますが、適応症であっても最初に病院で医師に診断と相談をしてから施術を受けに行くことをお勧めします。

トレーナーも民間資格の上、医療資格ではないので、怪我や病気、それ以外の症状においても診断は認められていません。極端な話、自称祈祷師や悪魔払いのような宗教的な方もいますからね...。

必ず医師の診断に従って治療していきましょう。

 

まとめ

残念ですが、どんなに技術の高い人でも画像診断や検査なしに根治させることは不可能です。

カイロプラクティックを利用する際は、日本カイロプラクティック登録機構(JCR)に登録されたカイロプラクターであることを確認することが安全に施術を受けるポイントのようです。