『人生の勝算 /前田裕二』を読んで圧倒的努力に鳥肌がたった。

先日ふらっと入った書店で見つけたSHOWROOM社長の前田裕二さんの『人生の勝算』。帯に書いてあった「天才」という言葉には、圧倒的な努力が隠れていました。

人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

 

この本について

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目次

プロローグ 経営はストリートから始まった

第1章 人は絆にお金を払う

第2章 SHOWROOMが作る新しいエンターテインメントのかたち

第3章 外資系銀行でも求められたのは「思いやり」

第4章 ニューヨーク奮闘記

第5章 SHOWROOM起業

第6章 SHOWROOMの未来

エピローグ コンパスは持っているかー

「天才」という言葉に隠れる圧倒的努力の数々

ビジネス本って、思考法やこれさえやれば!みたいな内容が多いですが、前田さんはとにかく、行動力がハンパない!

読んでいて、つい「マジか…」とつぶやいてしまうほど、圧倒的な努力と熱意が書かれていました。

尊敬する先輩のすべてを真似する

喋り方や仕草、ノートの取り方、果ては文具まですべて真似しました。

投資銀行時代の先輩である宇田川さんに憧れた前田さんは、先輩のすベてを真似しました。喋り方や仕草を真似するのはまだ分かりますが、文房具まで真似するほどの徹底ぶりに驚きました。

 

就活で絶対の自信を持っていた

就活生が50万人いたら1%の5000人に入るくらいの勢いで自己内省を深めてやる。

この本は、就活についても書かれているのですが、自己内省ノートや面接練習など、準備がとにかくハンパない!僕は就活経験がないので、基準がわかりませんが、この勢いで準備している人はなかなかいないのではないでしょうか。

 

秋元康さんへの熱意

秋元康さんが書かれた、企画力や恋愛にまつわる本を、機内にすべて持ち込んで、貪るように読み漁りました。毛穴むき出しで秋元さんの価値観をすべて吸収して、ロサンゼルスに着く頃には、半分秋元さんが自分に憑依しているのでは、と言えるくらい読み込みました。

会えるかどうかも分からない秋元さんに会いに急遽ロサンゼルスに行ったという前田さん、機内の時間も秋元さんのことを常に考える姿勢がとても印象的でした。

 

SHOWROOMの代表と聞くと、僕が思いつかないような特別な努力の方法が!とか思いますが、こういった「努力の一歩目」のような誰もが出来るとてもシンプルな努力の数々が書かれていました。

 

個人的に最も刺さった2つの言葉

仕事をする上で必要な勉強

勉強なんかいらないよ。とにかく人に好かれること。秘書でも、掃除のオバちゃんでも、受付の人でも、好かれなくちゃダメだ。

これは、前田さんの言葉ではなく、この本に登場する投資銀行時代の上司である宇田川さんの言葉です。性格上やこだわりの合わない人と、ガンガン距離を取るタイプの僕にはすごく頭の下がる言葉でした。

この本は、前田さんだけでなく、関わりあっている人の言葉にも注目です!

 

 自分という航海にはコンパスを持て

途中で違うと思ったら、一旦陸に戻って、また別のコンパスと地図を持って航海に出ればいい。

自分の定める道を示すコンパスを持つことの大切さが後半いくつかのポイントで書かれていたのですが、その中でもこの言葉は、「仕事をはじめたはいいけど、どこか満たされない…これだけでいいのか…」と最近、迷走しはじめた僕にはどこかホッとさせてくれる言葉でした。

  

この本で僕は仕事をするのが楽になった

「長期的な目標ではなく、短期的な目標の連続」

本の中で、就職からSHOWROOMの起業までの話をとくに注目して読んでいたのですが、「将来こうなる為に」みたいな漠然とした不透明な目標ではなく、「お金を稼ぐ」や「職場の先輩を超える」など、もっと身近な目標の連続で仕事をしているような気がしました。

僕は、普段仕事をする上で、「この仕事何歳まで、どんな展開でやるのかな」と目に見えない不安を考えて暗くなり、やたら憂鬱を感じる時があります。

そのため、「長期的な目標ではなく、短期的な目標の連続」という、余計なことを考えず、今ここにある仕事を真摯に行う事だけに注力する姿勢にとくに学びを感じました。

 

『前田さんも挫折をしている』

この本には、成功だけでなく、細かな仮説を立てながらも数々の挫折をしている話も書かれています。

歪んだ考え方かもしれませんが、僕なんかよりもはるかに頭が良くて優秀な人が挫折している話を読んで、こんなに優秀な人にも挫折があるなら、「バカな僕がいくら考えてもまたいくつも失敗するだろうから、一つの失敗に悩まないほうが賢い」と思えました。

ミスをだらだらと引きずりがちな僕には、失敗を前向きに捉えるいいきっかけになりました。

 

こんな人にオススメ! 

エンターテイメントの業界に興味があるすべての方にオススメです。

第2章の『SHOWROOMが作る新しいエンターテインメントのかたち 』がとくに濃密に描かれていて、「AKBはスナック街である」「余白の重要性」など、あまりエンタメとの関わりがない僕は、すごく新鮮に読めました。

それ以外にも「就活に勝つ方法」「仕事のモチベーション」なども書かれているので、就活生や、これから仕事をはじめる方、仕事に悩む方にもオススメできる本です!

 

まとめ

思いのある人がちゃんと思いをまっすぐぶつければ、高いステージに上り詰められる世界であってほしい。

前田さんの「頑張った人が報われる社会をつくる」という考えは、一貫していて、普段一人で仕事をする事の多い僕は、この本を読んで仕事をチームですることの魅力を感じました。興味のある方はぜひ手に取ってみてください!

優秀な人ほど努力していることを思い知らされます...

 

人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

 

 

著者について

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SHOWROOM株式会社代表取締役社長    前田裕二

1987年東京生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資投資銀行に入社。11年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事。株式市場において数千億〜兆円規模の資金を運用するファンドに対してアドバイザリーを行う。その後、0→1の価値創出を志向して起業を検討。事業立ち上げについて、就職活動時に縁があった株式会社DeNAのファウンダー南場に相談したことをきっかけに、13年5月、DeNAに入社。同年11月に仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。15年8月に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。同月末にソニー・ミュージックエンタテインメントからの出資を受け、合弁会社化。現在は、SHOWROOM株式会社代表取締役社長として、SHOWROOM事業を率いる。 

www.showroom-live.com