本棚にはコンプレックスが裸で並んでいる。

自分の本棚を見られるのって恥ずかしくないですか?

理由は様々ありますが、家に来た友達に「こいつの考え方ってこの本から来てるんだな。」とか「こんな悩みがあるんだ...」と思われたくないですし、そして何よりその本を見ている友達を僕はどんな顔で見ていればいいのかが分からない。

僕の中で本棚は、絶対に見られたくないものの一つです。

 

本を買うときというのは

僕が仕事以外で本を買うときは、決断する理由探しだったり、自己肯定のために買うことが多いので、その本を買った時期の気分や思考が、かなり本棚に反映されてしまっているように思います。

もちろん、なんとなく面白そうだから買うこともありますが、無意識に自分に近いものを選んでいたりします。※漫画などは除きます。

僕の本棚にある本の割合

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仕事柄、筋肉や栄養などの体に関する学術書が多いですが、学術書と実用書以外は、見せたくない本たちです。 つまり、ビジネス書、小説、自己啓発からなる39%の本たちには、僕のコンプレックスがめちゃめちゃ詰まっているのです。

普段の会話の中では、バレない程度のコンプレックスが、本のタイトルや文章になることで、荒っぽく前面に出てきます。

例えば、『営業は、うまく話せない人ほど成功する』という本。

僕がフリーランスになる前に買った本なのですが、タイトルだけで僕が口下手で、営業に不安があること分かります。

内容は、ゴリゴリ系の営業ではなく、すごく自然な営業トークについて触れられていて、この本から営業の姿勢で学ぶことがたくさんあったのは事実です。

ただ、これらの本たちが並ぶ本棚を見られるのは、他人に日記を覗かれているようで、恥ずかしくてなりません。

 

本棚に並べにくい本たち

本棚のパワーバランスというのは非常に難しくて、一括りに本といってもインテリア的な本から実用的なもの、バレたくない本まで様々あります。

専門性の高い学術書や洋書が並んでいればオシャレに見えますが、ベストセラー作品や話題になった本ばかりだと、ミーハーなやつだと思われてしまう。

有名な本は周りからオススメされることもあり、とくに並べにくいので、僕の中で本棚に並べにくい本とその特徴を紹介します。

一冊しかない『1Q84村上春樹

自称読書家の友達からもらった村上春樹さんの『1Q84』のBOOK1。

もらった当時、読みたい本が何冊も溜まっていて、結局あまり読まずに、ここまで来てしまった非常に後悔の残る本です。

知名度が高いが故に本棚に並べるをためらってしまいますが、そもそも村上春樹さんの本が一冊だけポツンとあると、いかにも「途中で断念しました」というのが見えてしまいとても並べにくいです。

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

 

 

ドラマ化された自己啓発本『嫌われる勇気』

僕の本棚にあるこの本を見て「お前はこれ以上嫌われてどうするんだ。」と言った友達を思い出す、この『嫌われる勇気』。

見られたくない本の中で自己啓発系の本はだいぶ上位に入るように思います。

もともと有名な作品でしたが、思想が強そうなタイトルであることや昨年ドラマ化されたこともあり、自己啓発系+話題作でより、本棚に並べにくい本になってしまいました... 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

出世欲が隠せない『人を動かす』

知人にオススメされて購入した『人を動かす』 。

僕自身、何回も読み返しているのですが、完全に意識高い系の本で、タイトルからも「出世欲」が漂っているので、タイトルだけでも恥ずかしい本です。

僕の年齢的にも背伸びしている感じがでてしまうので年齢と作品のギッップも理由の一つです。

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版

 

こうして「他人からのオススメで読んでいます。」と説明するあたりも自分から買ったと思われたくないな...という小さな葛藤からわざわざ書いています。

今、僕が読んでいる本も時間が経つと、恥ずかしい本の一部になっていくのかもしれません。

 

本棚を見られたくない僕の本の買い方

本棚を見られたくないという思いも強いのですが、本が多いと引越しの時とんでもなく荷物になるというのが分かり、最近は、読んだ本を売ることが多くなりました。

ネットや書店で本を買って、本を読む前にメルカリなどに出品します。

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仮にすぐ購入されたとしても、発送までの日にちを長めに設定すれば、その期間で本を読めます。新書であれば9割くらいの価格で売れるので、次に本を買う資金になるのもありがたいです。

ただ稀に読み返したくなることがあるので、おとなしくKindleを買ったほうがいいような気もしています......電子書籍なら何冊も持ち運べますし、他人に見られることもないのはやはり魅力的です。

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

 

 

まとめ

見られて恥ずかしい本とはいえ、自分に取り込んでいることが多いからこそ、誰にも見られたくはないわけで、僕の中で見られたくない本こそ、影響をあたえられた本なのかもしれません。